2015年11月20日金曜日

デトネーションキャノン再始動

どうもです、yasuです。

最近はデトネーションキャノンという装置の実験に着手しています。
装置自体の詳しい原理などはまた後でまとめるとして、簡単にいえばガスを特殊な形状を有するパイプ中で超音速で燃焼させ、気が狂った爆音を発生させるという装置です。

特徴としては従来のエグゾーストキャノン最大のボトルネックであった圧縮空気ソースであるエアコンプレッサーから開放され、どこでも手に入るカセットガスのみを燃料としていること。そして発生する音はもはやエグゾーストキャノンと比較するのもおこがましいほどの強烈で凶悪な爆音です。

デトネーションキャノンの最初期型プロトタイプは今年の7月に試作したもので、なかなか面白いオモチャでありました。


内部構造はこんな感じであり、極めてシンプルです。筒内部に乱流促進用のばねを挿入し、後ろに予混合ガス生成と点火の役割を担うガスバーナーを取り付けたものとなっています。
ガスを充填し、圧電素子をで着火すれば、立ち上がりの鋭いいい音がノズルから放たれます。





この試作の後、某P氏によって製作されたデトネーションキャノンシリーズの気が狂った威力を目のあたりにし、デトネーションという現象の奥深さと、デフラグレーションを超えたその先にある狂気の世界に魅了されるに至りました。

デトネーションキャノンに於いては形状最適化が最も重要な要素となり、多くの試行錯誤をすることが考えられたため、とりあえず先行研究を観てみようということでつい先日までデトネーションに関する論文を読み漁る日々を続けていました。
デトネーションに関する基礎現象や最適形状を得るための考え方などがなんとなくわかってきたので、昨日と今日で新たに試作機の製作に着手したところです。

詳細はまた後日ということで、今日撮影した狂気に満ちた動画をひとまず報告させてもらいます。


それでは…

2015年11月19日木曜日

巴波重工|UZUMA HEAVY INDUSTRIES 始動

こんばんは、yasuです。
突然ですが、本ブログの大元であるwebサイト「UZMLab」を
巴波重工|UZUMA HEAVY INDUSTRIES
へと改名することにしました。
英語表記の通り巴波は「うずま」と読み、現在の活動の全ての発端となった物理部の活動場所付近の地名に由来するものです。
ちょっとした設定みたいなのはここに載ってます。
ぜひロゴと合わせて覚えていただけると幸いです。

すでにhttp://www.uzmlab.com/では改名に伴う改修作業が進んでおり、ちょこちょこ説明や構成が変わっています。加えて最近は海外からもちょくちょくアクセスが有るようで、自身の英語の勉強も兼ねて地道に翻訳作業も進行中です。

今後も何卒、「巴波重工||UZUMA HEAVY INDUSTRIES」をよろしくお願いいたします。


2015年10月19日月曜日

MFT2014イベントレポート

お久しぶりです、yasuです。

以前書きかけたMaker Faire 2014のイベントレポートについて、メインのWebサイトの方で記事を完結させました。

下記ページをぜひご覧ください。

http://www.uzmlab.com/event/mft2014_report


近況
最近はなかなか忙しく、従来機の改修や改良は行っているものの、新しい装置の製作には着手できていないのが現状です。
卒業までは残り一年半、残された時間で何を作るべきか優先順位を建てていく必要がありそうです。
今のところその締めくくりに相応しいような超ハイパワーキャノンの製作を画策していますが、果たして、いつになるのやら……



2015年7月20日月曜日

NT東京2015に出展します

皆様、ご無沙汰しております。
yasuです。

前回の更新からすでに7ヶ月。
卒論と大学院生活に追われてなかなか時間が取れず、このような結果になってしまいました…
今後もコンスタントな更新は極めて難しいと思われますが、出来る限り頑張って行こうと思います。

さて、昨年度の私の計画だと、年に一度のMFTに焦点を絞り、それに向けて新作の開発を進めていく算段だったのですが、今年のMFTはまさかの8月開催。そんなスケジュールで新作が完成するわけがなく、今年度は参加を断念しました。

その代わり今年度は当Lab初の「NT東京」に出展することになりました。
NTとはNico-Techの略であり、ニコニコ技術部の文化祭のようなものです。
http://wiki.nicotech.jp/nico_tech/?NT%E6%9D%B1%E4%BA%AC2015

今回の実演内容に関して告知ページを製作したので、ぜひ御覧ください。
http://www.uzmlab.com/event/nt-tokyo2015

会場は東京は秋葉原、DMM.make AKIBAです。
アクセス性は抜群なので、関東にお住まいの方で興味のある方はぜひ遊びに来てください。

なおイベントの開催日は7/25,26となっていますが、当Labが出展しているのは7/25(土)のみなのでご注意ください。

今回は手搬入なので、大型のMk.11やMk.18等は持ち込まず、MFTで初お披露目となったエグゾーストキャノンアサルトことMk.16、そして小型エグゾーストキャノンのMk.7 Type M, Mk.17, Mk.12 Type Mの実演を予定しています。

また今回はエアーコンプレッサーの搬入も不可能なため、昔なつかしの自転車空気入れでの実演を予定しています。
コンプレッサーを購入する以前の高校1年時代を思い出す環境ですが、手に豆ができないレベルで頑張ろうと思います。
(ちなみにエグゾーストキャノンに対して自転車空気入れを用いた充填はちょっとしたテクが必要となります。ポンピングに自信がある方はチャリポンプ対決でもやりましょう。