2012年6月28日木曜日

エグゾーストキャノンMk.11 動作確認報告

どうもお久しぶりです。
yasuでございます。

前回の更新からやや間をあけまして、
今回は
エグゾーストキャノンMk.11の
動作確認報告をさせていただこうかなと。

ちょうど制作に着手し始めてから二ヶ月ほどたったわけですが、なんとか今回の機構を成り立たせるのに必要な部品をすべて作り終え、動作実験を行うべく組んでみました。
要はピクミンのクリアできるけどgoodendじゃないよっていう感じです(謎

つらつらと文章を書くのも個人的には好きなのですが今回は時間の制約上、代わりに動画を見ていただこうかなと思います。

こんなかんじです。
初めて自作したPCをこき使い、頑張ってHDサイズで出力したので、ぜひ大きな画面で見てもらえると嬉しいのです。





完璧に動作していますね。
やはり例のピストンを外部に拡張する方式の排気スピードは今までのものとは桁違いというのがよくわかります。
威力も凄まじくフルパワーでの動作時には一体どうなってしまうのだろうというレベルです。(今回の試験は0.5MPa以下でのもの。一応最大1MPaを想定)


ちなみに動画で見ても何となく分かると思いますが、今回その内部ピストンの瞬間的な移動のため、結構な射撃時の反動が発生しています。
組む前から予想はしていましたが、これはなんとも良い感じです!
やはり手に携帯できる装置に於いて「射撃音」そして「反動」というものはそのカッコよさを加速してくれます。

ただ今回テストして一つ明らかになった問題として、トリガーに採用しているエアブロワーhttp://www.monotaro.com/g/00063537/
こいつの流量が少なすぎて、トリガーを押し込んだあと、かなり大きめのラグの後、ピストンが作動するという状態になっています。

動画だと、射撃の直前にエアがリークする音が聞こえているかと思います。
これが聞こえる間もなく、押した瞬間にズバンとピストンが作動するのが理想なので、結局新しく自分で排気弁を自作することに決めました。
その結果完成したものがこちらです。
写真右の突起部を指で押し込むとかなりのスピードで排気ができます。

分類的には「バランスバルブ」や「無圧バルブ」と呼ばれるものです。
なぜそのような名称かといいますと、内部構造を見れば一目瞭然です。

このようにシリンダーにはピストンが2つ収まっており、この2つのピストンの間に高圧の空気が送り込まれます。
この2つのピストンの直径は全く同じのためその圧力は互いに打ち消され、結果少ない力で高圧の空気を排出することができます。
ちなみにスプリングを仕込んであるので、トリガーを引いたあとはしっかり元の位置にピストンは戻ってくれます。

この自作バルブに関しても動画をまとめたのでぜひ御覧ください。




動画内では同じ圧力に設定したタンクに取り付けた、市販のエアブロワーと比較を行なっていますが、明らかに自作バルブのほうが高速な排気を実現しているのがわかります。
きっとこれならトリガーに指をかけちょっと力をかけた瞬間、ピストンがズバンといってくれるでしょう。

と言っても実はまだこのバルブとキャノンを接続する1/8インチのニップルを買っていないのでテストをしていない…
早いうちに購入して、またその時、結果を報告しようかと思います…


あ、相互リンクの件もまだまだ募集しておりますので、そちらもよろしくお願いしますー

それでは今回はこのへんで!